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溶接は専門的なスキルを求められるイメージがあるため、資格も必要と思っている方は多いのではないでしょうか?
実は溶接は資格なしでもできる作業です。家庭でのDIYくらいなら問題ありません。
しかし資格が必要な場合もあるため、その線引きは理解しておいた方がいいでしょう。
この記事では溶接に資格が必要な場面や資格の種類、資格を取るメリットを解説します。溶接工に興味がある方は是非参考にしてください。
結論から言うと溶接は資格なしで行っても問題ありません。例えばDIYで溶接をしても咎められることはありませんし、会社が新入社員へ溶接の経験をさせることも可能です。
資格がなくても見習い溶接工として練習できます!
ただし、仕事として溶接する場合は決められた資格が必要です。次からは必要な資格について解説していきます。
仕事として溶接する場合は資格が必要です。また、溶接する設備によっても必要な資格が変わってきます。
ここでは代表的な上記3つの溶接をする場合に必要な資格を説明します。
業務としてアーク溶接を行う場合、「アーク溶接作業者」という資格を取得するために『アーク溶接特別教育』を必ず受講させなければならないと労働安全衛生法で定められています。
資格といっても溶接に関する基礎知識や、感電や火傷、じん肺など溶接に潜む危険と対策を身につける目的をメインとした、簡単な学科科目と実技科目を受けるだけの内容となっており、合格率100%と言っても過言ではありません。
溶接の危険はこちらで解説>>溶接工を辞めとけは偏見!きついところとやりがいや向いている人をプロが解説!
学科11時間、実技10時間の講習を受けます。講習費用は約1万円〜2万3,000円程度です。
アセチレンガス、LPガスなどを使い、金属を高温にして接合や切断を行うガス溶接を行う場合は「ガス溶接技能者」という資格が必要です。
この資格を取得するためには『ガス溶接技能講習』という学科科目と実技科目で構成されたプログラムを受講する必要があります。
アーク溶接特別教育と同様、基礎を学ぶ簡単な内容です。
学科8時間、実技5時間の講習を受け、学科の修了試験に合格する必要があります。講習費用は約1万3,000円〜2万2,000円程度です。
ボイラーや圧力容器の製造・改造・修繕に関わる溶接業務を行う場合、施工ミスがあると重大な事故を招く可能性があるため、国家資格である「ボイラー溶接士」の資格が必要です。
ボイラー溶接士には「普通ボイラー溶接士」と「特別ボイラー溶接士」の2種類があり、どちらも学科試験と実技試験への合格が条件です。
合格率はどちらも50%ほどです。
溶接工として働く場合、技能を証明するために日本溶接協会が行う評価試験を受けていくことになるでしょう。評価試験の種類は多岐に渡り、N-2Fのようにそれぞれのアルファベットや数字が溶接方法、板厚、向きを表しています。
例えば上記のN-2FはN=被覆アーク溶接(裏板なし)、2=中板(9mm)、F=下向きを表しています。
評価試験の種類はとても多いことだけ覚えてください!
ここまで読んで、最低限「アーク溶接作業者」と「ガス溶接作業者」を取得すればほとんどの溶接業務を行えることがわかりました。しかし、上記で紹介した評価試験の資格を取得していくのは一体なぜでしょうか?理由は以下の4つのメリットがあるからです。
それぞれ解説します!
それぞれの溶接評価試験に合格するには練習を重ねる必要があり、この過程が溶接工としての技術を向上させます。
また、難しい資格を取得するほど信頼を得られ、仕事の幅が広がります。評価試験はその溶接工の実力がひと目でわかるシステムともいえるでしょう。
上記のように仕事の幅が広がれば、自然と収入アップにも繋がります。会社によっては資格取得による昇給も期待できるでしょう。
僕が知っている会社は資格を取得するごとに5,000〜10,000円の昇給制度を設けていました…!
鉄工業の給料解説>>鉄工所の給料や年収は安い?相場や他業界との比較|現役の年収も公開!
高収入への道>>溶接工の年収1000万は可能!溶接給料を上げるためのロードマップ
溶接の資格をたくさん所有していれば、自分のスキルや経験を証明できます。
これにより、他社への転職や独立などのキャリアチェンジに有利になることができます。
腕の良い溶接工を求める会社は多いです!
待遇の良い会社を探すなら製造業の求人に特化したコウジョブがおすすめです>>公式サイト
溶接の資格を取得する過程で身に付いた経験や技術は、会社の後輩など次代の育成に役立ちます。指導の過程で新たな気づきや発見にも出会えますし、チームの中心人物にもなれます。
溶接がうまい人は本当にかっこいいです!
未経験でも溶接工として採用される可能性は高いです。なぜならやる気があれば誰でも上手くなれる可能性を秘めているからです。
また、未経験で入社してもアーク溶接作業者やガス溶接作業者などの必須資格は会社の教育課程で取得させてもらえる場合が多いです。
もちろん事前に取得しておくこともできますが、わざわざ自腹を切ってまで取る必要ありません!
という方におすすめするのがコウジョブという溶接工を含めた製造業に特化した求人・転職サイトです。
2023年9月時点で約15,000件の求人があり、正社員×溶接工という条件で検索した場合でも約1,300件ヒットしました。(もちろん派遣や日払いなどで探すこともできます)
この他にもさまざまな細かい条件で検索できるので、希望する仕事に出会えるはずです。是非一度仕事を探してみてください。
良い会社を逃して悔いが残らないように応募してみるのもアリですね!
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資格がなくても溶接ができるのか解説しました。
溶接工には必須ではないものの、取得できる資格が非常に多い職業です。目標も定めやすいのでモチベーションを維持しやすい職業とも言えますね。
今回は以上です。
コメント
コメント一覧 (1件)
[…] そもそも資格なしで溶接していいの?>>溶接は資格なしでも可能?なくてもできるがキャリアアップには必須! […]