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溶接工はあまり年収が高くないイメージを持つ人が多いかもしれません。溶接工になりたくても収入面で不安な方もいるでしょう。
結論から言うと溶接工は年収1000万を十分目指せる職業です。ただし、計画的にキャリアアップしていく必要があります。
この記事では溶接工が年収1000万円を達成するまでのロードマップを解説します。是非参考にしてください。
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溶接工の年収は、勤務する企業の規模や業種、経験や技術力、資格や役職などによって大きく変わりますが、一般的には300万円から500万円程度が相場と言われています。
厚生労働省の賃金構造基本統計調査によると、2019年時点で鉄工業界全体の平均年収は約450万円で、日本全体の平均年収より少し高いようです。
あくまでデータ上の話で、高収入な溶接工はたくさんいます。
詳しくはこちら>>鉄工所の給料や年収は安い?相場や他業界との比較|現役の年収も公開!
溶接工が年収1000万を達成するには上の画像のような順番が王道です。
順に説明します。
溶接工として一人前になる一番の近道は『成長できる環境の整った会社へ所属することでしょう』
ここでいう環境が整っているとは、『練習しやすい環境であること』や『難易度の高い仕事に挑戦できる環境』であることを意味します。
溶接工として年収1000万を目指すなら超1流にならなければいけません。最短でキャリアアップするために、自分がぐんぐん成長できる会社を選びましょう。
現在既に溶接工として働いていて「成長を感じない」「待遇に不満がある」という方は転職を視野に入れましょう。会社が変わるだけで待遇が格段に向上する可能性があります。
記事の後半で会社の選び方を紹介します!
年収1000万を目指すならプロフェッショナルな技術と知識を身につけましょう。
溶接技術を向上させるために以下のことを意識してください。
どの分野でも基本がなっていないと応用ができません。溶接の基礎練習は繰り返すと非常に退屈ですが、基礎は本当に大事なのでしっかり土台作りをしましょう。
実務が一番の経験値となります。自信がない仕事でも積極的にチャレンジしましょう。最終的に失敗した場合、先輩や上司など仲間が助けてくれるはずです。
溶接の種類によってどういった仕組みで溶融しているのか、溶接機はどういう構造なのかを理解しておくことで、溶接以外の仕事でも活躍できるようになります。
身の回りで目標にする人物を決め、その人の技術を徹底的に盗みましょう。また、不明な点やうまくいかないことは積極的にアドバイスを求めましょう。
溶接はとにかく練習量が技術に直結します。休憩時間や始業前、終業後は時間が許す限り練習しましょう。過酷ですが、年収1000万を目指すなら必要です。
溶接技術を磨く中で並行して資格を取得していきましょう。溶接に関する資格は非常に多く、細かく目標を設定して段階的にステップアップできます。
溶接の資格には国家資格や民間資格があり、資格が多い分所有している資格の数や質でその人のある程度の実力がわかる世界です。そのため、多くの資格を取るほど溶接技術や知識があると証明できます。
取得すれば会社からの評価が上がり、昇給に繋がります!
ちなみに溶接業務をする上で必要な資格も存在します。それについては以下の記事で解説しているので興味のある方は読んでみてください。
必要な資格や取得メリットを詳しく>>溶接は資格なしでも可能?なくてもできるがキャリアアップには必須!
技術向上+多くの資格取得でおそらく年収600万は狙えるはずです。仮になかなか評価してもらえない場合は転職も視野に入れましょう。腕の良い溶接工を求める会社は多く、好待遇で迎えてくれるパターンが多いです。
溶接工として十分な実力を身につけたら関連性のある他の分野で活躍できる技術と知識を身につけると非常に強いです。具体的には以下の2つです。
これらも極めると年収1000万は一気に近づきます!
溶接と密接な関係にあるのが製缶という作業です。
製缶を簡単に説明すると「製品を図面通りの形に加工する工程」です。図面から構造を理解し完成までイメージを持つ役割上、見積もりから施工管理、完成後の品質管理までを担う鉄工業の頭脳のような存在となります。
溶接は形になった製品を一体化させ、強度を持たせる役割となります。
製缶の技術も身につければ見積もりから製作においてひとりで全て行うことができるため、まさに「鬼に金棒」です。一気に仕事の幅が広がり、年収アップに繋がるでしょう。
製缶について>>製缶工とは?仕事内容やきつい点と将来性を経験12年のプロが解説
いくら腕の良い溶接工でも作業員だけでは年収1000万円は相当ハードルが高いです。(無理ではないですが)
管理側に回れば年収アップも望めます。高年収への可能性を広げるために、溶接に関する知識を深めましょう。
具体的には『溶接管理技術者』という資格がおすすめです。WESと呼ばれる資格で、2級、1級、特別級の3種類に分かれています。
僕は2級を所持しています。
溶接管理技術者を取得すると文字通り以下のように溶接に関わる管理系の仕事を任されるようになります。
上記の仕事をこなすことで年収1000万へ一気に近づきます。溶接管理技術者を取得するなら最低でも1級が欲しいところです。
2級は比較的簡単で、特別級は口頭での回答が必要なため高度な知識が必要です…!
溶接管理技術者は学科試験なので勉強が大変ですが、溶接工からキャリアアップしたいなら取得するべきです。是非チャレンジしてみてください。
ここまで技術と知識を高めたら独立・開業を視野に入れましょう。これだけのスキルがあれば会社員でも年収1000万を達成する可能性は高いですが、独立してフリーランスの一人親方として活動するか、開業して会社の経営者となれば更に高額な収入を得られるかもしれません。
溶接工として独立や開業をすれば、仕事は自分で獲得しなければいけません。仕事を受けるにはもちろん技術の高さが必要ですが、それ以上に人脈が重要です。会社員時代に繋がった仕事関係の人間との縁は大切にし、困った時に手助けしてもらえる関係を築いておきましょう。
会社員時代に人脈を作っておけば仕事にも困らないはずです。
ここまで年収1000万を目指す道のりを説明しましたが、収入の高い溶接工が共通して持っている能力があります。能力といっても超能力のような特殊なものではなく、会社や客先から信頼される能力です。
上記を満たす溶接工は重宝され、必然的に収入が高いです。
これで給料が低ければ会社が悪い可能性があります…転職を考えましょう。
前述したロードマップでも説明しましたが、まずは待遇が良い会社へ入社できないと経験も積めなければ年収もなかなか上がりません。
まずは給料よりもたくさんの経験を積むことを優先するべきです。上記を満たす会社に入社できればどんどん溶接が上達するでしょう。
技術さえ身に付けば給料の良い会社へいくらでも転職可能です!
ただ、入ってみないとその会社の実情が見えないのが事実。「一見良く見えても超ブラックだった」なんてこともありえます。
そこで、会社を選ぶときは規模の大きい会社を選ぶようにしましょう。大きな会社のほとんどは経営が安定しているので人材育成に力を入れる余裕があります。そのため教育制度が整っており、未経験でもスキルアップしやすいです。
僕の会社のとある事業所では、3年間実務をせずに溶接の練習をしています。初めて聞いたときは耳を疑いました(笑)
3年間も練習していれば嫌でも上手になります。基礎がしっかりしていれば実務でもすぐに活躍できるでしょう。
という方におすすめするのがコウジョブという溶接工を含めた製造業に特化した求人・転職サイトです。
2023年9月時点で約15,000件の求人があり、正社員×溶接工という条件で検索した場合でも約1,300件ヒットしました。(もちろん派遣や日払いなどで探すこともできます)
この他にもさまざまな細かい条件で検索できるので、希望する仕事に出会えるはずです。是非一度仕事を探してみてください。
良い会社を逃して悔いが残らないように応募してみるのもアリですね!
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コウジョブで求人を見て、「この会社どうなんだろ?」という疑問があれば僕に相談してもらって構いません。数々の会社を見てきたので、参考になるアドバイスができるはずです。
このブログのお問い合わせからでも、SNSのDMでも構いませんので気軽に相談してください!
溶接工が年収1000万を達成する道のりを解説しました。
溶接工から年収1000万を達成するのは決して楽ではありません。日々の努力を積み上げられる人のみが成功すると考えてください。
溶接は努力した分成長が感じられやすいので楽しいはずです。頑張っていきましょう。
今回は以上です。