記事内に広告を含む場合があります
当サイトの記事内では「アフィリエイト広告」などの広告を掲載している場合があります。2023年10月1日から始まる消費者庁「ステマ規制」にあわせ、読者の誤認とならないようにコンテンツ制作を心掛けていますので、ご安心ください。
また、問題のある表現がありましたら、お問い合わせより該当の箇所と併せてご一報頂けますと幸いです。
当サイトの記事内では「アフィリエイト広告」などの広告を掲載している場合があります。2023年10月1日から始まる消費者庁「ステマ規制」にあわせ、読者の誤認とならないようにコンテンツ制作を心掛けていますので、ご安心ください。
また、問題のある表現がありましたら、お問い合わせより該当の箇所と併せてご一報頂けますと幸いです。
鉄工所で働こうと考えている人にとって気になるのが給料です。もし世間一般の平均年収に比べて低いのであれば夢がありません。
ネットで調べた結果、2019年時点で鉄工業界全体の平均年収は約450万円と算出されています。
ただし会社や地域によっても異なることを覚えておきましょう。僕が知る限り、努力すれば年収が800万円を超えることも可能です。
この記事では『鉄工所の給料相場』や『他の業界との比較』、『経験や資格が給料にどのくらい影響するのか』など解説します。現役の鉄工業者である僕の年収もざっくり公開するので是非参考にしてください。
あなたの市場価値、知りたくありませんか?
独自の診断によって、活躍できる可能性の高い会社からスカウトが届く世界初の転職アプリ『ミイダス』は、
という、自分の市場価値や向いている業界を簡単に知れて今より良い企業に転職できるかもしれないサービスです。
少しでも転職に興味があるなら登録だけでもしておくべきです!
\とりあえず登録で自分の価値がわかる!/
鉄工所に勤めるとどれくらいの給料が貰えるのでしょうか?厚生労働省が鉄工業界の平均年収データを公開しているので以下に引用しました。
男 | 女 | 合計 | |
平均年齢 | 41.1歳 | 42.5歳 | 41.2歳 |
勤続年数 | 12.5年 | 10.2年 | 12.4年 |
労働時間 | 172時間 | 166時間 | 171時間 |
平均月収 | 30万8700円 | 22万5800円 | 30万6100円 |
平均賞与(ボーナス) | 77万5600円 | 49万2600円 | 76万6500円 |
平均年収 | 448万円 | 320万2200円 | 443万9700円 |
年齢 | 月額給与 | 賞与(ボーナス) | 年収(男性) |
20~24歳 | 23万4100円 | 42万5400円 | 323万4600円 |
25~29歳 | 27万2700円 | 65万2900円 | 392万5300円 |
30~34歳 | 29万2200円 | 72万2900円 | 422万9300円 |
35~39歳 | 32万800円 | 81万8200円 | 466万7800円 |
40~44歳 | 34万円 | 112万1300円 | 520万1300円 |
45~49歳 | 35万4900円 | 90万4600円 | 516万3400円 |
50~54歳 | 35万3900円 | 93万6300円 | 518万3100円 |
55~59歳 | 36万500円 | 106万5000円 | 539万1000円 |
60~64歳 | 32万7500円 | 85万6500円 | 478万6500円 |
65~69歳 | 29万3400円 | 45万7900円 | 397万8700円 |
年齢計 | 30万8700円 | 77万5600円 | 448万円 |
年齢別で見ると、55〜59歳が539万円とピークに達することがわかります。
次に実際に鉄工業界で働いている僕の年収を公開します。僕が勤めている会社は総合エンジニアリング会社で鉄工業専門ではありませんが、参考にしてください。
年齢 | 給料 | 年収 | 勤務地 |
31歳 | 約25万円 | 約450万円 | 北海道 |
残業無しで考えると年収450万ほどです。給料は平均より少し安いくらいでボーナスが高い分そこでカバーしている感じです。(正直もっと欲しい)
会社の特定が怖いのでおおよそのデータとさせてください!
上記のデータと国税庁による令和3年民間給与実態統計調査内の年齢別平均給与(P19)を比較し、以下の表にまとめました。
年代 | 日本 | 鉄工業 | 差 |
全年代平均 | 443万円 | 448万円 | 5 |
20~24歳 | 269万円 | 323万円 | 54 |
25~29歳 | 371万円 | 392万円 | 21 |
30~34歳 | 413万円 | 422万円 | 9 |
35~39歳 | 449万円 | 466万円 | 17 |
40~44歳 | 480万円 | 520万円 | 40 |
45~49歳 | 504万円 | 516万円 | 12 |
50~54歳 | 520万円 | 518万円 | -2 |
55~59歳 | 529万円 | 539万円 | 10 |
鉄工業の年収は日本の平均に比べてほんの少し高い。という結果になりました。
参照元や年度が違うことから100%正確な情報ではないかもしれませんが、参考になるはずです。
鉄工所の仕事は、鉄の溶接や切断、加工、力仕事など過酷な作業が多いです。また、怪我をする危険も伴うため、他の業種と比べて高いのかもしれません。
鉄工所の給料は地域によっても違います。需要や物価、最低賃金が地域によって違うからです。
他の業界と同様に、都市部は給料が高く、地方は給料が安い傾向にあります。ただし都市部は給料が高い分生活費も高くなるため、一概におすすめとは言えません。
規模の大きい会社は地域によって住宅手当などに差をつけて調整しているイメージがあります。
鉄工所は規模の大きい会社のほうが給料が良い傾向にあります。会社の規模が大きい分受注量や利益も大きく、その分社員へ還元できるからです。
また、大きい会社であるほど福利厚生が充実しており、さまざまな面で恩恵を得られるでしょう。
大きい会社は既に軌道に乗っているため、潰れにくいというメリットもありますね。
以前に一度、鉄工所を経営している知り合いの会社へ誘われたことがありました。従業員10名程度で、お世辞にも大きいとは言えない会社です。
その会社は完全実力主義を方針としており、資格を取得するだけ給料がぐんぐん上がっていくシステムでした。僕が保有する資格と照合すると年収550万円の計算になりましたし、40歳手前の社員で年収800万円という驚きの話も聞きました。
人数が少ないことに比べて利益が大きく、その分従業員へ還元できているとも語っていました。
何が言いたいかというと、小さな会社でも待遇が良いところはあります。鉄工所にも夢がありますね。
ちなみに出張が多いのでこの話は断りました…。
先ほどの話ではありませんが、もちろん経験や保有する資格で給料は変わります。
鉄工所では腕の良い人が評価されます。
鉄工所に勤める場合、積極的にさまざまな資格取得にチャレンジしましょう。難易度の高い資格を取得すると待遇が良くなるだけでなく、自信が付きます。
ただし評価基準は会社によります。どんなに資格を取っても評価がいまいちであれば転職を考えてもいいかもしれません。
腕の良い職人はどこも欲しがりますよ!
溶接で高収入への道>>溶接工の年収1000万は可能!溶接給料を上げるためのロードマップ
鉄工所の中で職種(役割)が分かれている場合、給料の上昇幅が変わるかもしれません。
例えば、溶接工や製缶工が分担されている会社だと、案件を管理する能力を求められる製缶工の方が管理職に向いている傾向があるため昇格しやすい印象があります。
実際、僕の会社では元製缶工が代々管理職に就いています。
鉄工所の職種は鉄工所とはどんな仕事?きついことや向いている人を経験12年のプロが解説!で解説しています。
鉄工所の給料について解説しました。
鉄工所の給料は決して安くありません。むしろ資格を取るほど昇給する可能性があるため、高所得者となれる夢もあります。
特に、資格をどんどん取りたい!というチャレンジ精神がある方におすすめの業界です。
今回は以上です。